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ラクトフェリンフォーラム2022開催報告

2022年5月18日から20日まで、東京ビッグサイトで第27回国際食品素材/添加物展・会議 (ifia JAPAN 2022・主催:日本食品化学新聞社)が開催されました。本学会は20日に第9回目となる「ラクトフェリンフォーラム2022」を開催いたしました(写真1)。

冒頭に、理事長から「理事長ご挨拶と日本ラクトフェリン学会の紹介」がありました。次に2021年12月にリモート形式で開催された第15回国際ラクトフェリン会議の概要について紹介があり、ラクトフェリンの抗コロナウイルス作用が注目を集めたと報告がありました。

引き続き、この国際ラクトフェリン会議で注目される発表をされた先生、本会の若手研究者発表助成の対象となった先生から、国際会議の発表内容をわかりやすくご紹介いただきました。具体的にはドラッグ・デリバリー・システムとしてのラクトフェリン−アルブミン融合蛋白質の開発、プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)の活性化作用、流早産予防効果、ラクトフェリンの糖鎖結合特性を用いた神経保護作用についてです。最後に本学会の協賛企業の研究者の方からラクトフェリンの内臓脂肪低減作用、生体防御作用、皮膚機能改善効果について発表いただきました。食品関係企業の関係者を中心に約100名の方からご参加いただき、ラクトフェリン研究に対する関心を再認識しました。また、ifia JAPAN2022に学会としてブースを出展し、協賛企業のラクトフェリンを用いた製品サンプル、ラクトフェリン学会プロシーディング、ニュースレターバックナンバーの展示を行いました(写真2)。


(写真1 フォーラム会場の講演)


(写真2 本会の展示ブース)