報道関係の皆様へ
報道機関各社御中
令和6年10月吉日
日本ラクトフェリン学会第11回学術集会のご案内
拝啓 平素から本会の活動に格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本学会では来る11月9日(土)にとりぎん文化会館(鳥取市)にて、日本ラクトフェリン学会第11回学術集会を開催いたします。
ラクトフェリンは免疫系で機能するタンパク質で、母乳中に多量に含まれていることから人の新生児への作用が知られています。近年になり、抗がん作用、神経保護作用、コロナウイルスへの抗ウイルス作用など、新たな機能が次々と発見され、その有効利用に期待が髙まっています。
本学会は、2004年に「ラクトフェリンフォーラム」として発足して以来、ラクトフェリン研究者間の情報交換の促進と、若手研究者の育成を目的に、2年に1回、学術集会を開催してまいりました。年を追うごとに学会活動は活発になり、第11回学術集会では100名以上の参加者が見込まれます。
今回の学術集会では、一般講演のほか、特別講演では、イタリアのパオロ・マンツォーニ教授に「新生児の感染症に対するラクトフェリンの効果」というタイトルで、新生児の健康維持としての可能性についてご紹介いただきます。シンポジウムでは、「ラクトフェリンの多様性」をテーマとして、ラクトフェリン研究の変遷、急性炎症に対する効果、高齢者への応用性、後期流産・早産予防、について講演があります。
学術集会の詳細については、ホームページでご案内しておりますので、ご参照ください。またご来場いただいた報道関係者には講演要旨集をお配り致します。何卒多くのご参加をお願い申し上げます。なお、お手数ですが、添付の取材申込書にて10月31日(木)までにご出欠についてお知らせいただきますようお願いいたします。
取材申込書
送付先:lf-tottori@lactoferrin.jp
敬具
日本ラクトフェリン学会会長 高山喜晴
第11回学術集会大会長 竹内 崇